후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
真っ黒になって愕いた。まさに暗然としたのだ。
「警察へ?」ホテリングは不思議そうだが、穏やかに、
「何しにです」
ペイルソルプの返事は、ずばりとしたものだった。
「ドロシイ・シュナイダア事件についてお聞きし度い事があるのです」
敬虔な長老は、鳥渡どきりとした様子だ。が、何も言わない。額部へ汗の粒が染み出て来て洋袴のポケットからハンケチを取り出して拭こうとした。それは、現場のブレント入江の草原で残雪にまみれて発見された「男持ちの血染めの手巾、白地に青い線で縁取った大判の、木綿の安物」と、完全に同種のものである。マンガア老人が素早く手を閃めかして、ハンケチを※(「てへん+宛」、第3水準1-84-80)ぎ取る。前後を固めて歩き出したが、一応家へ這入って妻子に告別させることにした。妻の前にホテリングが無言で立っていると、ペイルソルプが説明して、
「御主人のお力を借り度い事があって、これからフリント署まで来て戴くことになりました」
ホテリング夫人も黙って、良人の顔を凝視めている。ペイルソルプが続けた。
「殊に依ると、当分帰宅れないかも知れませんから、その心算で――」