후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
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鳥渡吾れわれには理解出来ない心理だが此の時のフリント市の擾乱は大変なものだった。
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催涙弾を投げたりしたが、人の上に落ちて破裂しないのを、その儘群集が抛り返して却って刑務所の中に毒煙が罩もって看守も囚人も大弱りだったなどという喜劇もある。代理検察官ロイ・レイスが、群集中の重立った者を所内へ入れて、事実犯人ホテリングが移送されて居ないことを見せて廻ってやっと納得しかけた。其処へ、出動して来た軍隊が銃剣を並べてモッブへ割り込んだ。これで徐々に鎮撫したのだった。
其の時警司グリインの一行はホテリングを護送して、万一の追跡を避けて道のない道を一路首都ランシングへ急行しつつある。それ程大事を取ったのだ。フリントを出外れると、氷雨が落ちたりやんだりして、凍った路にタイアが辷った。何度も事故しようとして、気は急くし、危険極まるドライヴだった。
ランシングの州検事局でホテリングが署名した告白書から抜粋してみると――。
問。被告は無理やりに少女を自動車へ乗せたのではないか。
答。そう言うことはありませぬ。歩いている横へ停めて、乗らぬかと言いましたら直ぐ乗ったのであります。