일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

2

六年経った。再び真剣な探査が開始されたのは、マリイ・パションと言う女中が魔手を逃れて駈込み訴えをしたに初まる。

六年後の五月二十六日、夜の十一時頃だった。

2

バランの村で、まだ起きていた一軒の百姓家の戸を割れん許りに叩いて助けを呼ぶ女の声がする。出て見ると、顔中傷だらけ、着物は引毟られて殆んど裸体、靴も何処かへすっ飛んで靴下がふくら臑までずり下がっていようという、一見して身を守って逃れて来た女だから、大騒ぎになった。転がり込んでぐったりなるやつを、証拠のため其の儘の風体で、村人がわいわい附随いてモンルアルの警察へ訴え出る。この女がマリイ・パションで、その陳述は後日法廷で呼び物になった。

今日午後二時頃、里昂のラ・ギロチェイル橋の袂で、見識らぬ男に呼び停められました。何処か近くに桂庵はないかと訊くのです。私は、二軒教えてやって、自分もこれから其の一軒へ行くところだと言いますと、男は非常に喜んで、

「お前さん、仕事口を捜しているのかね」

田舎弁ですが親切そうな声です。

「そうですよ。奉公に出たいと思いましてね」

「それあ丁度好い具合だ。実は――」

と男は、急に乗り出して来ました。