후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
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ここは何うあっても少佐が怪しいことになって貰わなくてはと、各紙筆を揃えてじゃんじゃん書き立てたから、弱ったのは少佐殿だ。そんなことはないでありますなんかと、赤くなって弁解したって、公衆の激昂の声に消されて聞えやしない。いや、躍気になればなる程変になって、上官からは審べられる。斯うなると何処も同じことで、細君は子供を伴れて実家へ逃げる。往生した。
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「チャアリイ、僕は昨夜晩く迄役所に残って、このリィド事件の心臓を掴もうと努めてみたのだ――」
桑港の探偵局である。主任ダンカン・マテスン氏を中心に、捜査会議だ。現在桑港の交通部長として令名ある Charles Goff 警部が、当時まだマテスン氏部下の一介の刑事としてこの席に列している。
マテスン氏は此のガフ刑事に向って、
「凡ゆる報告を継ぎ合わせて、その中に一つの大道を発見しようと考えてみたのだ。何うも僕は、憲兵隊をはじめ陸軍の連中は何時の間にか傍路へ外れているような気がしてならない。いいか、チャアリイ、事件を単純化して分解すると、この三つになる。第一聖マテオ市から遠くない半月湾国道の崖下で、屍体が発見された。