후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
失踪中のフリイデルの悪友で、エリヒ・ホルトハウゼンと言う猶太人の少年が、「フリイデルの奴は刑事に引っ張られて停車場を出て行ったきり帰らない」と言っているのを、ちらと耳にしたのだ。停車場に張込む刑事若しくはスパイと言えば、警察には判っている。何んな人相の刑事だったかとホルトハウゼンに就いて訊問すると、其の供述はスパイのフリッツ・ハアルマンに、そしてハアルマンにだけ該当して来る。真逆あのお人好しの肉屋が――とは思ったが、それでも、何が手懸りになるか判らないから、そこで刑事の一隊が、友人の家にでも遊びに行くような気易さで、然し深夜不意に、ツエラルストラッセの店を訪れた。
警察の連中は、よく来て、皆勝手を知っている家だし、それに、相手が独身者の呑気屋の事だからと、別に案内も乞わずに、のこのこ二階へ押し上って、突然ハアルマンの寝室を開けると、一同は呆気に取られて終った。
床に倒した椅子の背と脚に、××の少年の××を縛して、ハアルマンが醜態を演じている最中だった。が、少年は既に目的のフリイデル・ロッテではなかった。Leon Glunz という十四歳の矢張り美少年で、同じく浮浪児だったが、これは停車場で発見したのではなく、ツエラルストラッセの街上で会って、甘言をもって伴れ込んだのだった。