후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
鳴物を使ったり、立ち上がって踊りはするけれど、やはりうまい人はうまい。
なんともそこに「芸」をもっている。
で、はじめほどいやではなくなってきた。
ばかりか、そこに学び取るべき数々のあることをさえ感じてきた。
で、身を入れて聴き、ジックリその噺の世界へ溶け込んでいくことができるようになってきた。
落語家さんにも、だんだん上方は上方で、また東京とは別な粋な人のいることもわかってきた。
人気者の歌団治は、競馬に凝ってスッテンテンになり、長襦袢一枚になってしまった。
なんぼなんでも長襦袢一枚じゃ高座へは出られない。
休んで自宅に燻っていると、喧しく寄席から迎えがきた。どうしても今夜出てくれ、と。
「競馬で失敗ってしまいましたんや。銭貸しとくなはれ」
歌団治は言った。
「あかんあかん」
言下に席亭は首を振った。
「己の勝手に馬みたいなものやりさらして裸になったかて、知らんで俺は。銭、貸されへん」
「貸してくれなんだら私出られまへん」
「なんで出られん」
「長襦袢一枚ですね」
「出イ、その長襦袢一枚で、かめへん。お前かて天下の歌団治やろ。それが長襦袢一枚でニュッと出たら、また人気にもなるやろ。