후리가나로 읽는 일본 고전
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よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
歌い調子でいて、人物情景がさながらに。
ドッと笑わせるところがあってまた、涙ぐましい情景にも冴えを見せる。
実と見せて、虚。
虚と見せて、実。
旅柳桜が人一倍の薫陶のもと、積みに積んだ蛍雪の功は空しからず、見事、「芸」の御本丸の大櫓は、ここに今松の小助六によって、華やかにもまた頼もしく、明治の寄席の大空高く築き上げられたのだった。
小助六、やがて古今亭しん馬に、金原亭馬生に、晩年は師匠助六の隠居名古今亭しん生の名を襲って、震災の翌々年、惜しくも逝いた。
この人の江戸前の歌い調子は、まこと近世での名人なりしと今さら落語家仲間のたたえてやまないところである。大真打になってからは再び盃にも親しんだが、飲めば飲むほどその高座は冴えに冴えて、これまた、仲問の舌巻くところだった。
吉井勇先生の市井劇「俳諧亭句楽の死」「狂芸人」「無頼漢」「小しんと焉馬」その他には焉馬の名で、久保田万太郎先生の「末枯」には三橘の名で、この人の酔態淋漓たる風貌が紹介されている。でも、これは小助六が人情噺の口調を借りて言わせてもらうなら、後日のお話――。
果せるかな小助六の名は、にわかに派手やかに東京中へ謳われていった。