후리가나로 읽는 일본 고전
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よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
とうとうしまいには真打の志ん馬のほうが私に食われ加減にさえなってきました。いよいよ、私のためにはいけませんでした。
ちょいとここで余談にわたりますが、この八幡の興行でお客様が木戸銭の代わりに干した杏の袋入りや、カチ栗を風呂敷へ包んだのや、なかにはお芋を持ってやって来るのもあったのにはおどろきましたね。つまりこれを興行が済んでから車へ積んで市場へ持って行き、お宝に代えてからはじめて私たちに支払ってくれるというわけなんですが。このときこうした田舎の珍しい場面をよく覚えておいたので、のちにそれが本職の落語家になってから「本膳」や「百川」なんて田舎者の出る噺のときにたいへん役に立ちました。それにしても相変わらず私はそそっかしいんですね、このときあるお百姓がうちでこしらえた納豆だといって木戸へおいていったのをてっきり甘納豆だと思ってムシャムシャとやり、すっかり皆に笑われてしまいました。
さてあまり志ん馬がほめ、事実、お客様方もまた志ん馬以上にほめたりするので、東京へ帰ると、とうとう本腰でやる気になり、すぐつてを求めて落語家になりました。そのころ柳派で大御所といわれた本所二葉町の大師匠談州楼燕枝の弟子になって、燕賀。