일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじげきだん ランプのもとにて

明治劇談 ランプの下にて

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면

아오조라 문고

続いて中村駒之助、市川右田作なども上京した。後には東京側から市川九蔵も加わることになって、春木座の評判はいよいよ高く、他の大劇場は一時これに圧倒されるほどであった。

わたしは春木座へ殆んど替り目ごとに通った。麹町の元園町から本郷の春木町まで徒歩で通って、そうしてなるべく木戸前に近いところに立っていようというのであるから、午前四時あるいは三時頃から自宅を出ることは珍らしくなかった。今と違って、神田の三崎町は三崎の原という大きい草原で、そこには人殺しや追剥ぎの出来事がしばしば繰返された。その当時十四、五歳のわたしは、道連れもなしにその暗い寂しい草原を横ぎって、水道橋から本郷へのぼってゆくと、お茶の水の堤には狐の声がきこえた。わたしは小さい肩をすくめて、朴歯の下駄をかちかちと踏み鳴らしながら路を急いだ。野犬の群れに包囲されて、難儀したこともしばしばあった。

一度は十一月の暁、途中から細かい雨がふり出して、傘を持たないわたしは本郷へゆき着くまでにびしょ濡れになった。おまけに木戸前に一時間あまりも雨に晒されて立ちつづけていたので、骨も氷るばかりの寒さであったことを今でも身にしみて覚えている。