후리가나로 읽는 일본 고전
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うんせききこう
柳宗悦 民藝紀行
柳 宗悦
柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면
火災は何より工藝への恐怖である。蔵造りの軒並や萱葺の屋根が揃えば、工藝の品もまた揃う。建物が吾々の足を留める所は、やがて品物にも逢える個所である。旧家は物の歴史や在りかを知るに何よりの手引きである。ここで年老いた人たちの物覚えに尽きぬ感謝を忘れてはならない。
もとより私たちの注意は作る家、売る店のみに働いてはいけない。行きずりに道で逢う人々の身形が大事である。冠る帽、纏う着物、背負う籠、腰の持ち物、それらより活きた手本はない。同じように事情が許すなら、民家の茶の間、その台所を見るに如くはない。そこに優る陳列の場所はない。私たちはそこでその地方の活きたものと話し合える。
店にも色々あるが、地方の特色を一番手近に察知するのに是非とも寄らねばならない場所がある。いつでも店の格で一番下積みにせられる荒物屋である。ここは吾々には匿れた倉庫である。特に町の街道がやがて終る辺りには、在方の人々が寄る荒物屋が一、二軒必ずあるものである。山間や奥地の村々で日常使う品物が一と通揃えてある。地方を知ることと荒物屋を知ることとはしばしば同じ意味さえある。
田舎の人たちは習慣に篤い。