후리가나로 읽는 일본 고전
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うんせききこう
柳宗悦 民藝紀行
柳 宗悦
柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면
これが今まで充分知られていない原因となったのであろう。
何がこの石屋根の発達を促したのか。それは全く大谷から大谷石を出したのに依る。大谷は宇都宮からわずか一里余りの所であって、特にこの十数年、そこから盛にいわゆる「大谷石」が東京に運び出された。今ではほとんど塀や土台にこの石を用いない個所は少ない位で、東京のどこへ行っても逢える。石が柔かで仕事が早いので重宝がられる。それに石としては値が最も安い。だがこれほど材料として広く知れ渡っている大谷石が、産地でどう用いられているかは余り注意する人がなかった。しかし大谷附近に行ってみると、蔵はほとんどこの大谷石の建物であって、かつ同じ石で屋根を葺いたものが甚だ多い。ある家になると庫はもとより長屋門、母家、納屋、物置等一切をこの石屋根で葺いたのがあって見て堂々たる姿である。その様式は他に類がないから甚だ目立つ。それのみでなくおそらく日本が産んだ屋根として最上の形を有つものであろう。比較的石工品に乏しい日本のものとして特に重く考えていいように思う。
ここでこういうことを注意する必要がある。この石瓦は大谷石という材料があって生れたのである。