일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うんせききこう

柳宗悦 民藝紀行

柳 宗悦

柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면

아오조라 문고

だがその能力が何に使われているかを考える。それは益なきことに浪費されているといえないだろうか。仕事を見ると一つでも多く筆を加え、一つでも多く色を添え、少しでも多く手間をかけたものが入念の作として尊ばれるのである。だが錯雑なものが、美を保ち難いのは通則ではないか。この誤った考え方が手法の浪費を伴い、作を痛め弱くしてしまったのである。美はかほどまでな丹念さを何も必要としない。それらの入念さは、美にとってなくてはならぬ一物ではないからである。

絵附を見るとうたたその感が深い。一本の線も引きちがえることを恐れ、一つのダミも線からはみ出すことを怖れる。仕事は甚しく臆病である。人はこれを丁寧という辞に置きかえる。しかしかかる丁寧さが美を保障すると思ったら間違いである。あの支那の明の染附を想い浮べる。十枚の皿があるならそれは一々違っているではないか。一つの線一つのダミはその時々に自由である。どう線を変えようが、どうダミを打とうが皆美しくなっているのである。有田のそれは規則の如くいじけている。得たものは丹念であろうが、失うのは「生命」である。

だがもう一つの弱点は焼き附けられた絵画そのものに潜む。