후리가나로 읽는 일본 고전
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くうちゅうせいふく
空中征服
賀川 豊彦
賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면
それは蝸牛性的思想病革命的神経衰弱とでも名をつくべき性質のものであって、仕事は運ばず、神経だけ尖ぎって、何かしら革命的に行きたい病気である。
ちょうど、市吏員が総同盟罷工をすると言うていた瞬間に、京都の堂上華族三十四名が、混乱の中に舞い込んできた。まず、市長室に案内せられたが、市長の着物のあまり汚ないのにびっくりしている。市長はいつも相変らず、購買組合特製の三円六十銭の小倉洋服を着て、足にはゴム靴をはいている。
堂上華族のあるものは市長に対してまず「大阪の煙をどうにかならないものでしょうかな」と挨拶代りに質問した。
「どうにかしましょうと考えて、色々なことをしておりますが、結果が上がらなくって困っております」
と市長は語尾を濁して答えた。
「いや、これも繁昌のしるしですから結構でござりまする」と「三条西入る富小路伯爵」が言うた。
堂上華族はそれから、市庁舎の内部をグルグル回って、その構造の立派なことを激賞した。
「これは紫宸殿より立派でござりますなア」
「昔は事務がありませんでしたから。こんな建築も必要でなかったのですなア」
「ほんとうにそうですなア、昔の課長階級すなわち大納言級と言えば、まず歌朝三首、夕三首ときめていたものですからなア、詩的労働と言ってもよかったものです」