후리가나로 읽는 일본 고전
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くうちゅうせいふく
空中征服
賀川 豊彦
賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면
八一 火星と赤蜻蛉
ある者は彼に唾をはきかけた。ある者は石を投げつけた。
ただひとりそこを通りかかった赤蜻蛉は眼を円くして、空中に舞い上った。
八一 火星と赤蜻蛉
挿絵80
火星に着いた一群は、火星の住民に大歓迎を受けた。
「今日までたびたび無線電信で地球に通信したにかかわらず何の応答もなかったので、地球の表面に生物は住んでおらないものと諦めていたが、よくもまア来てくれた」
火星共和国の連中は大喜びであった。火星の住民は六千の天人族に非常に親切であった。
火星の世界を隅から隅まで見せてくれた。火星の人は地質的困難に打勝ために赤道直下の砂漠地帯に北極と南極とから二条の運河を開鑿して、雪溶けの水を、砂漠に流し込んでいる。この大きな土木工事には、さすがの霊の賀川市長も驚いてしまった。
「なるほど! こんな大きな土木工事はとても地球の表面では出来ませんな。サハラの砂漠に大西洋の水を注ぎ入るということさえまだ問題になっているくらいですから、北極からゴビの砂漠に水を引くということなどはもちろん想像もつかない一大事件です」
それを聞いて火星の人はこう言うた。
「我々の間には戦争ということがありませんし、喧嘩というものがありませんからエネルギーの浪費がありません。