후리가나로 읽는 일본 고전
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くうちゅうせいふく
空中征服
賀川 豊彦
賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면
六六 搾取者の最後
を立てたのが失敗の原因となった。
買うた炭田はつかまされたものだとわかり、採炭量がすこぶる少く瞬く間に設備費に三百万円近くの金が消えてしまい、会社の破綻が近づいていることは予覚していたのは、数ヶ月の前からのことであった。しかし、愛国銀行の支配人が、ひとり力になってくれるので、まだ寿命があることと思うていたのであった。
ところがその愛国銀行が放漫な放資政策を取ったために名古屋で取付けに会い、支払停止の貼紙をせねばならぬことになったのである。そして愛国銀行の破綻は自ら北九州鉱業会社株の暴落となり、彼の自決せねばならぬ秋が来たのであった。
六六 搾取者の最後
挿絵66
坑内の設備がどんなになっていようが、ガスの噴出がどの程度であろうが、そんなことは少しもおかまいなく、通風坑が壊れていようが、昇降機に故障があろうが、納屋の設備がどんな程度であろうが、ただ労働者を搾れるだけ搾ってきた彼安治川舟三の残酷なやり方は、自分ながらにひどいと思うことがたびたびであった。
落盤のために横死するものがあっても、公傷だとすると手当が多く要るのでわざわざ死骸を坑外に運ばせ不注意の結果、堅坑に落ちたことにして、ごまかすことはいつものことであった。