후리가나로 읽는 일본 고전
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くうちゅうせいふく
空中征服
賀川 豊彦
賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면
二六 太閤さんの自由廃業論
「そうだっしゃろかな」
「いったいどうしなはったのや? 」
二六 太閤さんの自由廃業論
挿絵26
松島は吉兵衛の質問についつい釣込れてしゃべり出した。
「どうに、こうにって……太閤さんを少し遊ばして上げようと思ってな、あの市会が済みましてから、安治川君などと一緒に自動車で宅までお迎えしたのやがな、芸者もな三十人から呼びましてな、あの晩は大散財をしましたのや。さて、どの女がお気に召ますかと尋ねると、太閤さんの言われるのには、『わしは公娼制度などというものは、天下の悪制度だと思うから、自由廃業には賛成するが、金で買うて来た女を弄ぶなどいうことは夢にも考えておらぬ』とまるで救世軍の路傍演説かなんぞのように公衆の席上しかもお茶屋の二階で私たちを侮辱しやはるよってに、私はムカムカとして、
『それじゃ太閤さんにお尋ねします、あなたにはお妾さんはありませんでしたか』と詰問すると、『わしは金力で女の色香を弄んだことなどはない』と言われるよって癪に触ってな、
『煙筒の立つ世の中じゃ、色に飢えている職工に女をあてがうのは博愛事業の一つじゃい』と言うてかましてやりましてん、……
するとな、太閤さんが『そんな間違ったことはない、すべてのものが一様に正当な嫁の貰えるようにするのがほんとで、煙筒を立ててその下に集まってくる職工の色欲を充たさん