일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くうちゅうせいふく

空中征服

賀川 豊彦

賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면

아오조라 문고

四一 市政請負株式会社

こう言うたのが元大納言の家筋で、今は蛸薬師のある小学校の教師の宅へ寄寓している「世間知らず千本木室町伯爵」である。

市庁舎を巡回している間に華族たちの最も悦んだのは戸籍係の執務に関することであった。彼らは系図のみには非常に趣味があるので現代においていかに系図が保存されるかを見て大悦びであった。

ある者は戸籍簿を自ら繰返しながら叫んだ。

「まあ! この帳簿は平民ばかりだ! 」

ある者はまた戸籍簿記入に十一度も願書を突返すことがあると教えられて、

「そうでなければ、系図が後世に完全に残らないでしょうな」と悦んでいた。

四一 市政請負株式会社

挿絵41

堂上華族に対する市吏員の尊敬と趣味は大変なものであった。みな伯爵や子爵の友人になった悦びを顔面筋に現わして、総同盟罷工のことも忘れてハシャイでおった。

殿様たちの帰った後の市庁舎はまた急に暇になった。そしてみな仕事もしないで、いかに怠けていかに多くの月給を取らんかということのみを考えた。実際、市吏員で役場の仕事を趣味の上から考えているものが何人あるだろうか? 自由社会への道程として、都市社会主義を実行するという抱負などはもちろんないし、すべてが杓子定規である。