후리가나로 읽는 일본 고전
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くうちゅうせいふく
空中征服
賀川 豊彦
賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면
四〇 蝸牛性革命的神経衰弱
「大丈夫ですよ、私の印判がありさえすれば」
「ハア、そんなものだすかア」
と感心しながら,また第十一度目の訂正を命ぜられることだと心配しながら、恐る恐る戸籍係の窓口に出すと、戸籍係りは代書の印判を見て、
「よろしい」
と宣告する。
届出人は届がすんだ嬉し涙と官僚の長襷に悲憤に思いにくれつつ帰途につく。
市長は、吏員の忙しさがよく判った。要するにそれは長襷的の繁忙で、永遠のサボタージュ性多忙ということになる。
市長はこの内部の改正をするにあらずんば、市民の生活に大なる損害であると思うた。で即刻一大整理に着手した。
四〇 蝸牛性革命的神経衰弱
挿絵40
市長が綱紀粛正を宣言すると同時に、第一反対の声を挙げたものは土木課であった。土木課は実に妙なところで月賦払の最上等の洋服を着るものの最も多いところである。
賀川市長の「サボタージュ性繁忙」に対する整理に反対するものは、ただに土木課の一部のみではなかった。ほとんど市庁舎の吏員全部であった。言うところは「今までの通りのほうがやりやすい」という簡単な理由であった。
賀川市長としては、市の行政に新機軸を出したいのである。