일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ていそうもんどう

貞操問答

菊池 寛

菊池 寛의 貞操問答(ていそうもんどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,240자 · 399화면

아오조라 문고

三

ほんとうに出しぬけで、……でも、ご心配して頂く筋じゃございませんの。」と、新子は、しっかりした態度で、準之助氏の好意を斥けた。

準之助氏は、新子の微笑にまぎらしている憂鬱そうな顔を、なおしばし見つめていたが、

「貴女にも分らないとすれば、どうともしようがないですね。」と、いった。新子は、笑いながら、うなずいた。

「じゃ、先生電報が来ても、ここのお家にいるんでしょう。」

「ええ。いますとも、祥子さんと一しょでなければ、東京へ帰りませんわ。」

「じゃ、すぐその間い合せの電報を打っていらっしゃい!」と、準之助氏がいってくれたのを機会に、新子は祥子の部屋を出た。

三

新子は、自分の部屋へ帰って来たが、姉の無理解に、腹が立って仕方がなかった。自分に、三百円の大金が、どうして作れると思っているのだろう。百四十円という金を送ったので、それに味を占めて、前川さんに借りてくれとでもいうのなら、姉にも似ず、あさましい考え方だと思った。

無性に腹が立って、問い合せの電報も、断りの電報も、打つ気にならなかった。自分に、こんな電報を打ってよこすなど、ただ自分を苦しめ悩まし、不愉快にするだけではないか。