일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ていそうもんどう

貞操問答

菊池 寛

菊池 寛의 貞操問答(ていそうもんどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,240자 · 399화면

아오조라 문고

七

そして、今までかなり遠い距離に立っていた準之助氏と、お友達か兄妹かのように、手を取り合って、自然の暴威と戦っていることが、何か物めずらしく、物新しく、びんのおくれ毛が、頬にくっつくのを気味わるく思いながらも、心は興奮し、はずんでいた。

間もなく、傍の窓硝子を、風雨に抗しながら、わずかに開けた準之助氏が、

「玄関は、内から鍵がかかって、とても開きそうにもありません。貴女は裏口から廻っていらっしゃい!」と、叫んだ。

七

新子も、軒下に立ってることは、とても辛かったので、いそいで軒つたいに、雨を避けながら裏口の方へ廻った。

と、勝手口は閉がっていたが、そこから一間ばかり向うの半間ほどの入口の扉が開いていた。そこからはいってみると、バスと洗面所との間の廊下で、空家らしい気持の悪い温気をたたえて、壁や天井が薄白く光っている。外人が建て、外人が住んでいたらしく、畳の敷けそうな部屋は一つもなかった。

食堂らしい部屋を通りぬけて行って、準之助氏の居ると思われる部屋をソッとのぞくと、そこは、サロンらしく壁に薪をくべるらしい大きい炉が切ってあり、中は山小屋らしく作られており、腰の低い窓が、いくつか開いている。