일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くろだじょすい

黒田如水

吉川 英治

吉川 英治의 黒田如水(くろだじょすい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,639자 · 325화면

아오조라 문고

ふたりは獄外を見まわして、約二間半ほどもある角の古材木が一隅に寄せつけてあるのを見つけ、二人してこれを持ち、撞木で大鐘を撞くように、その突端を牢格子へ向って何度も打つけた。

みりっと一部が破れた。あとは一撃二撃だった。躍り入るやいな、二人は声いっぱい叫んだ。

「殿っ。おむかえに参りました」

「姫路の家臣の者ですっ、殿っ、殿っ。……」

見まわした。らんらんと獄中を見まわした。官兵衛のすがたが容易に見当らないからである。

――が、官兵衛はなお健在だった。熱気と煙に、あの冷たい北側の壁も湯気をたてていたが、そこを背にしたまま、彼はなお枯木のような膝を組んで坐っていたのである。

「……?」

いま、突として、眼のまえに、思いがけない家臣のすがたを見、その忠胆からしぼり出るような声をも、あきらかに耳にはしたが、彼はなお茫然としていた。容易に信じられなかったのである。

「あっ。そこに」

「おうっ。……おうっ」

慟哭して抱き合うかのごとき異様な声がやがてそこに聞えた。走り寄ったふたりは、すぐ、主君の身を扶け起していた。その主君の身の軽いことに驚いたとたんに、上の高窓を破って衣笠久左衛門も跳び降りて来た。