일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くろだじょすい

黒田如水

吉川 英治

吉川 英治의 黒田如水(くろだじょすい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,639자 · 325화면

아오조라 문고

四

けれど、官兵衛の駒がうごくせつな、袂を除けて、懸命に馬上の人をひと目見た。官兵衛もふり向いた。そして余りに傷々しい瞼をちらと見たので、彼はあとへ惹かれる心と反対に、馬腹へ軽い鞭を当ててしまった。

太兵衛、久佐衛門、善助たちも、それに急かれて、別れのことばもそこそこ、駒の足に倣って駆けて行った。

四

兵庫口も播州へかかっても、道は難なく通った。案ずるより生むが易しで、護符としていた近衛家の往来状も、それを出して示した所は、花隈城に近い湊川の渡しの木戸一ヵ所しかなかった。

「姫路表では、ご隠居さま始め、奥方様や和子様方まで、どんなにこの度のお帰りを歓びぬいて、日々お待ちになっておられるか分りますまい」

善助や太兵衛などまで、途々、眼に描いてそう噂するのを官兵衛もまた、一刻も早く会いたいような面持で、

「そうだろう。何しろ、生きて還れるはずもない者が、こうして生きて還るのだからな」

と、楽しげに語らい合っていたが、やがて、加古川あたりまで来ると、急に道の方向を更えて、

「わしには、善助一名ついて来ればよい。久左衛門と太兵衛はさきへ帰って、姫路の者へ、わしの無事をよく伝えてくれい。