일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くろだじょすい

黒田如水

吉川 英治

吉川 英治의 黒田如水(くろだじょすい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,639자 · 325화면

아오조라 문고

闇

一

闇

一

途中、加古川に一宿して、官兵衛は旅舎の燈火を掻きたて、一書を認めて袂にした。

翌朝、往還の木戸まで来ると、要路を守る羽柴の軍隊に会った。官兵衛は袂のものを取り出して、

「筑前様にお手渡しいたしてくれ」

と、書状を託して先へ急いだ。

いうまでもなく、その後の消息と、遽に、荒木村重の伊丹城へ赴くことになった事情を、書中つぶさに伝えておいたものだろう。

「ひと目、お顔も見たいが……」

と、平井山の方面を振り向いて、一日か二日をそこへとも思わぬでもなかったが、摂津の情勢は半日の間も猶予し得ぬものがあるし、また、御着のあの後も猫の目のようなものだ。いつどう変るやらわからない。そう考えると、

「急ぐに如くなし」

と、途中の茶店で白湯一碗すする気にもなれない。

果たせるかな、一歩、摂津に入ると、険しいものが往来の者にも感じられる。兵庫あたりから花隈城の兵が道路を扼し、随所に柵を作り、関をむすび、

「どこへ行く。何しに参る」

と、物々しい往来調べである。

「御着の家臣、黒田官兵衛、主命によって、伊丹のお城までまいる」

ここでは秀吉随身の者とはおくびにもいわなかった。