후리가나로 읽는 일본 고전
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くろだじょすい
黒田如水
吉川 英治
吉川 英治의 黒田如水(くろだじょすい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,639자 · 325화면
二
官兵衛はその頭へ片手を載せ松千代の頭へも片手を載せ、わが妻にむかっていった。
「この童は、三木の陣中で拾った敵将の子じゃ。敵将とて卑怯者の子ではない。よい血を亨けているものだ。末々、よいさむらいになるだろう。松千代の友だちにはちと頑是なさ過ぎるが、よう育ててやれよ」
そしてまた、館の内へ入るとすぐ、
「お父上は?」と、老父の状を問い、先ごろからご微恙できのうまで打臥しておられたが、きょうは床を払って朝からお待ちになっていると聞くと、
「そうか、そうか」
と、旅装も解かず、官兵衛もまた急にせかせかして、老父宗円のいる本丸のほうへ歩いて行った。
二
姫路城の大改築は、官兵衛が帰ってからわずか数日後の、二月早々からもう着手され出した。
秀吉の方からも奉行として、浅野弥兵衛を。また手助けとして、多数の人数をよこした。
元々、この姫山の城は、黒田宗円が住居として建て、その後、家運の興るとともに、郷党をあつめて一族の砦としたものに過ぎないので、時代の築城学上から見ては、ほとんど、改築というよりは、全部、再構築を要するほどな価値しかない。
で、旧館はことごとく毀たれた。