일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くろだじょすい

黒田如水

吉川 英治

吉川 英治의 黒田如水(くろだじょすい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,639자 · 325화면

아오조라 문고

鍛冶屋町

一

汝が付き添って、道中事なきように、守ってくれと、ありがたいおことば、み、身に余るお役目を申しつかりましたので、お後を追って来たわけでございます」

「……そうか」

官兵衛は姫路の空を振向いていた。そしてその事に就いてはもう何の否やもいわず、与次右衛門に命じて、唖の船を岸へ呼ばせた。

「世話になった。では、行って来るぞ」

久左衛門をつれて、官兵衛はすぐ舟へ移った。無表情な船頭は、もう櫓柄をにぎって、ぎしぎしと漕いでいた。海づらは静かで、頃あいな夜風もあるので、岸を離れるとすぐ船頭は帆を立てた。

雁の松の下に、父娘は、その白い帆影が見えなくなるまで、じっと見送っていた。

この夜、中国の天地には、まだ誰知る者はなかった。そよ吹く南風を孕んで、諧音の海を、ひそやかに東して行ったこの一帆こそ、やがて山陽の形勢を一変し、ひいては後の全日本に大きな潮のあとをのこし、その革新勢力の先駆をなして行ったものであることを。

鍛冶屋町

一

姫路から岐阜までのわずかな行程を、海路を経、陸路をこえ、実に一ヵ月の余もかかって、七月の下旬、ふたりの目薬売りは、ようやく行き着いていた。

そのあいだの短い期間に、いかに寿命のちぢまるような艱難辛苦をなめたかは、その姿にもあらわれていた。