후리가나로 읽는 일본 고전
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면
鹿よ鹿よ立てたる角は何本か
同じく多度津では、
鹿よ鹿よ汝の角は何本あるか
東海道の方に来ても浜松市は、
鹿々何本の角ありや
相模の海岸では、
鹿々汝の角は何本よ
と問い、甲州の北巨摩郡では、
鹿よ鹿よ鹿の角は幾本なりや
富山県の入善地方においても、
鹿よ鹿よ汝の角は何本なりや
と謂っている。こうした一致に至っては偶然ではありえない。或いは最初外国にあったものを直訳に移したかという想像も成り立つのである。
外部に独立した証拠のないかぎり、そう断定してしまうことはもちろんできない。我々の一つの仕事は明治以前の文献の中に、これを記したものが全く無いということを確かめることであるが、それは容易ではないだけでなく、記録に無いということは実はまだ当てにはならない。平凡なる日常の生活は、筆に表わされずに幾らでも伝わっているので、他の多くの児童遊戯とても、必ずしも何かに出ているとはきまらぬからである。しかしこの場合に考えて見るべきことは、我々の慣行には年に一度または人一代にただの一ぺんというような、くり返しの間遠なものが多いのに比べて、子どもの遊びは毎日の事件であり、これに参加する者は無数であるうえに、模倣と発明との境目も立たぬほど、印象に忠実な人たちであった。