후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
責任能力を有している事が判明した。弁護士の唯一の論拠もこれで崩れて、グランスには終身刑、ハアルマンには死刑の宣告が下った。刑死前にハアルマンは長文の告白を認めたが、それは少しも悔悟とか求道とか言う、斯ういう場合に在り来りの宗教的センチメンタリズムを帯びた物ではなかった。却って躍心的に、単に殺す為にのみ殺すことの快楽を高調したものだった。
フリッツ・ハアルマンも人並みに、死ぬのを嫌がったが、彼は、死んで終えば、もう少年を犯す事も、その肉を食べたり売ったりすることも出来ないので、それで、死を呪ったのだろう。
二十八名の少年を殺した事に記載されているのが、彼は大不服だった。自分でも判然したことは解らないが、四十八人迄は記憶していると言って、彼は、その犠牲者の数が実際より尠いのに非道く引け目を感じている様子だ。絞首台に立っても其の一つ事をぶつくさ呟いていた。実に完全に人を喰った男であった。