일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

結婚指輪が二つ、ボウトの底に転がっていた。

浮かんでいた屍体の中には、爪の跡や擦り傷を一ぱいに見せて、生きんがため如何に足掻いたかを語っているのも尠くなかったが、多くは、醜くない静かな死を死んでいて、一層泪を唆った。二つになる子供が顔を上に潮に乗って流れていた。これだけが救命帯を着けていない唯一の屍骸だった。

この恐怖の夜の思い出は生存者が生きている限り如実に伝えられる。海難と言えば誰しも先ずタイタニック号事件を頭に上すのだ。富豪のジョン・ジャコブ・アスタアとM・T・ステッドの両氏は、沈没後暫らく筏に乗っているのを見たという者があるが、間もなく凍死して浪に呑まれたのだろう。死体は揚らなかった。

一九一二年四月十四日午後十一時四十分、タイタニック号は大西洋で氷山に衝突した。二時間四十分後に沈んだ。

白星会社が世界に誇った当時最大の、一番贅沢な客船だった。総噸数四万六千三百二十八噸、甲板の延長五哩、建造費百五十万磅。

処女航海である。船客二千二百一人。この内救助されたもの僅かに七百十一人。救命艇はやっと七百七十八人を収容し得る隻数しか備え付けてなかった。