일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

髪も瞳も黒く、肩に、何かメタルをつないだ鎖のようなものを懸けて、手には、葉を払った小枝の杖。革草鞋から着物の膝にかけて真っ白に塵埃に塗れてところどころ惨ましく鈎裂きしているのでも、どこか可成り遠くから道のない道を歩いて来たことが想像される。年令は二十五? 六?

無銭徒歩旅行の異国の女――ホルトンの家の人々は、急にこの、言葉にさえ不便な珍客に人間的な同情を感じはじめた。まあ、お這入りなさいという身振り宜しく、家じゅうで廊下へ伴れ込む。取りまいて色いろ訊いてみる――のだが、訊いてみると言っても、はじめからいうとおり言葉は通じないのだから、総掛りで手真似足真似だ。娘たちまで面白がって、思いつくまま種々手旗信号のような恰好をして見せる。両方とも解らせるのが大変だ。女もホルトンも散ざん頭脳を絞ったあげく、やっと判明したところによると、女は、足を擦って「がぎぐげご」で、これは、長道中をして疲れているというのらしい。それから、お腹を押さえて「ばびぶべぼ」は、空腹で耐らない意。あたまを横に肘枕の態は、眠りと休養を欲するというのだろう。つまり、歩き草臥れて腹が空いて、睡くてやり切れないから、食を恵んで一泊させてくれ――しきりにその動作を繰り返しながら、人好きのする微笑をつづけている。