일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

娘のひとりがタオルを持って行ってやったが、拭こうとはしないで、手を空に振廻して水を切り、そのまま乾かすのだ。成程、よほど変っている――一同珍らしくてたまらないから、ぞろぞろついて廻ってしきりに感心していると、女は矢庭に床に跪座づいて額手礼という、額部に手を当てて上半身を屈めながら例の音楽的な声で、矢張り「がぎぐげご」と聞えるようなことを言いはじめた。祈祷らしいのである。何時までもつづけている。身体を低く曲げて、額が床につきそうだ。ようやく祈が終って、寝る段になる。ここでまたホルトンの人達が呆気に取られたというのは、どうせ百姓家のことだから余分の寝台などありはしない。姉娘と一つベッドに寝るようにと、叮嚀に、と言っても手真似でだが、その意味を現すと、女は、より叮嚀に辞退して、上に着ている寝巻のような長い着物を脱いで食堂の床に拡げた。そして、その端を円めて枕にする。ごろ寝だ。そのまま安らかな寝息を聞かせて眠ってしまう。

翌朝である。

四月三日、アルモンズベリイにこの地方で大きな馬市が立つ。郡検事サミュエル・ウオロウル氏―― Mr. Samuel Worrall ――は大地主で、謂わば郷士、グロセスタシャア州の名家だ。