일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

夫人としては、被害者の親達に対する迫った気持ちから、切実に、正実にそう感じたのだろう。ドュヴォア少年は、

「父は、私が物心ついてから一度も、荒い言葉で叱った事もありませんでした」

などと、父親に花を持たした。

獄中のホテリングは、未だまだ小出しに、その大好きな告白を続けていて、段だん判明したことには入浴中の娘を覗いたり、夫人連の寝室を隙見したり、夜間樹に登って二階の若夫婦の生活を望見したりなど、この二年来、附近一帯に恐慌を振り撒いていた変態者が、彼だった許りでなく、今挙げた四事件の他に――。

(五)直接問題となった犯行ドロシイ・シュナイダア殺し。

(六)前年の夏、オウオソ町郊外の墓地で Esther Skinner ――八歳――を暴行傷害したこと。

(七)同じ頃、Hern という二十七歳の女を襲って未遂に終った事件。

この二つは、一般には知られていなかったが、当時のシャワジイ郡警司アウサア・J・ハンチェットがそういう被害の届出を受理していた事が判って、これも、敬虔なる長老の活動として裏書きされた。デトロイトの裁判医セ・オフィル・ラファエル博士がホテリングを検診して、幼児に誘惑を感ずる特殊のサディストで、其の宗教的一面は、この自分の中の変態性を克服しようとして焦慮する最も自然な、そして無意識の努力の現れに過ぎない