후리가나로 읽는 일본 고전
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はいくへのみち
俳句への道
高浜 虚子
高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면
これは伝統的の詩である俳句に対する不遜な無謀な処置であった。そういう考えがあるのならば何も俳句にたよらなくっていいわけである。新しい詩を創ればいいわけである。それを今まで自ら携って来た俳句というものの伝統的価値を忘れて、これを根本から覆し去ろうとした所に誤りがあったのである。
私はその時に、自分は守旧派である、自分は伝統派である、俳句は伝統の詩である、俳句は十七字、季題という二つの大きな鉄則に縛られた詩である、その鉄則の下にある詩が即ち俳句なのである。俳句は「花鳥諷詠」である。花鳥とは、春夏秋冬の移り遷りに依って起る自然界並に人事界の現象をいうのである、その現象をいわゆる花鳥風月と称えるその「花鳥」の二字に約して言った言葉であると言った。芭蕉も、
しかも風雅におけるもの造化にしたがひて四時を友とす。見る処花にあらずといふ事なし。おもふ所月にあらずといふ事なし。
といったその言葉を節約していったのであると言った。俳句は花鳥を諷詠するとはいうものの、心に映る花鳥を諷詠するのである。心を余所にして考えることは出来ない。また花鳥を諷詠し、あるいは花鳥を透して心を諷詠すると言ったのは、言葉を分っていったばかりで、畢竟同じことである。