후리가나로 읽는 일본 고전
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ふたばていよだん
新編 思い出す人々
内田 魯庵
内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면
最後が岡山の山陽新報社に口があったを幸いに落延びて、馬骨と改名して田舎新聞に隠れたが、一時馬骨の名が岡山に振ったほど地方新聞小説家としてはかなりに幅を利かした。が、持って生れた狷介と懶惰とズボラとは爰でも永続きがしないで、折角数年の辛抱で築き上げた地方新聞社の位置をも些細な失敗で棄てるべく余儀なくされた。それから後は阪神附近をアチコチと流離していたが、ドコにも容れられないでとうとう九州に渡って別府に逼息し、生活に労れた病躯を抱えて淋しく暮した。再び上京したらと元気を附けてやった事もあったが、盛返す勇気もなくて悶々数年の後、終に大正四年の初冬に別府の同情深い友の家で淋しい敗残者の生涯を終った。三唖は『石倉新五左衛門』一冊の外には中央文壇に何の足跡をも残さないで今では殆んど忘られているが、また明治の数奇伝中の薄倖なる奇才であった。
『新著百種』は薄命なる才人三唖を暗黒なる生涯に送り出すと同時に天才露伴の『風流仏』を開眼して赫灼たる前途を耀かした。露伴の初めて世間に発表した作は『都之花』の「露団々」であって、奇思湧する意表外の脚色が世間を驚かしたが、雄大なる詩想の群を挺んずるを認められたのは『風流仏』