후리가나로 읽는 일본 고전
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ふたばていよだん
新編 思い出す人々
内田 魯庵
内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면
二葉亭の露西亜語は日露の衝突を予想しての国家存亡の場合に活躍するための準備として修められたのだから、「君は支那公使となれ、我は露国公使とならん」というが二人の青年の燃ゆる如き抱負で、殆んど天下の英雄は使君と操とのみの意気込であった。二葉亭が死ぬまでも国際問題を口にしたのは決して偶然ではないので、マダ二十歳になるかならぬかの青年時代から血を湧かした希望であったのだ。(二葉亭の歿後、或人が西を訪問してその頃の二葉亭の遺事を聞きたいといったところが、西は頗る冷然として二葉亭とはホンの同窓というだけの通り一遍の浅い関係だからその頃の事は大抵忘れてしまったといういたって率気ない挨拶だったそうだ。御当人がそういう健忘性だから世間からも西という公使があったかなかったか今では全く忘れられている。)
明治十八年の秋、旧外国語学校が閉鎖され、一ツ橋の校舎には東京商業学校が木挽町から引越して来て、仏独語科の学生は高等中学校に、露清韓語科は商業学校に編入される事になった。当時の東京商業学校というは本と商法講習所と称し、主として商家の子弟を収容した今の乙種商業学校程度の頗る低級な学校だったから、士族気質のマダ失せない大多数の語学校学生は突然の廃校命令に不平を勃発して、何の丁稚学校がという勢いで商業学校側を睥睨した。