일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふたばていよだん

新編 思い出す人々

内田 魯庵

内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면

아오조라 문고

今ならこんな専制的命令が行われるはずもなく、そういう場合学生は聯合して示威運動でもする処だが、当時の学生は尚だそういう政治運動をする考がなく、硬骨連が各自に思い思いに退校届を学校へ叩きつけて飛出してしまった。二葉亭もまたその一人で、一時は商業学校に学籍を転じたが、翌十九年一月、とうとう辛抱が仕切れないで怫然袂を払って退学してしまった。最う二、三月辛抱すれば卒業出来るのだし、二葉亭は同学中の秀才だったから、そのまま欠席して試験を受けないでも免状を与えようという校長の内諭もあったが、気に喰わない学校の卒業証書を恩恵的に貰う必要はないと、キビキビ跳付けてプイと退学してしまった。

が、この頓挫が二葉亭の生涯の行程をこじらす基いとなったは争われない。当時の商業学校の校長矢野次郎は二葉亭の才能を惜んで度々校長室に招いて慰諭し、いよいよ学校を退学してからも身分上の心配をしてやろうとまで厚意を持ってくれた。が、不平で学校を飛出しながら校長の恩に縋るような所為は餓死しても二葉亭には出来なかった。かつ露語科に入った当初の志望こそ外交官であったが、語学の研究のため露西亜文学を渉猟し初してから何時の間にか露国思想の感化を受けると同時に、それまで潜在していた文学的興味、芸術的意識が俄に頭を擡上げて来て当初の外交官熱が次第に冷め、