후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ふたばていよだん
新編 思い出す人々
内田 魯庵
内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면
二葉亭もやはり、夙くから露西亜の新らしい文芸の洗礼を受けていても頭の中では上下を着て大小を佩していた。聡明の人だから近代思想にも十分な理解を持っていたが、若い自由な思想に活きるよりはヨリ以上に国士的壮図の夢を見ていた。文学的天才に恵まれていながら文学に気乗りがせず、トルストイやドストエフスキーの偉大を認めつつも較やもすれば軽侮する口気を洩らし、文学の尊重を認めるという口の下から男子畢世の業とするに足るや否やを疑うという如きは皆国士の悪夢の囈語であった。
二葉亭は児供の時は陸軍大将を理想として士官学校を志願までした。不幸にして不合格となったので、軍人を断念して外交方面へ方向を転じたが、学校が思うようにならず、その上に一家の事情が纏綿して、三方四方が塞がったから仕方がなしに文学に趨ったので、初一念の国士の大望は決して衰えたのでも鈍ったのでもなかった。語学校に教授を執った時もタダの語学教師たるよりは露西亜を対照としての天下国家の経綸を鼓吹したので、松下村塾の吉田松陰を任じていた。それ故に同じ操觚でも天下の木鐸としての新聞記者を希望して、官報局を罹めた時既に新聞記者たらんとして多少の運動をもした位だから、朝日の通信員として露西亜へ上途した時は半世の夙志が初めて達せられる心地がして意気満盛、恐らくその心事に立入っ