후리가나로 읽는 일본 고전
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うんせききこう
柳宗悦 民藝紀行
柳 宗悦
柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면
大体一国の民藝は二つの大きな基礎の上に立って発展するものであって、第一はその国の自然であり、第二はその民族の歴史であります。支那の民藝を解するにはまずその自然の悠大さを考えに浮べねばなりません。御承知のように支那は厖大なる大陸であります。仮りに、山東から足を踏み入れるとしましょう。すぐ目前に果しもない平野が打ち続き、悠久な大黄河の流れがその間を貫いています。奥に至れば峰また峰であって、あの万里の長城がその頂きを縫うが如くに連らなっています。人文を編み込んだこの広大な自然景は、半島の朝鮮や、島国である日本などに見るべくもない光景であります。気候は激しく暑く、また激しく寒いのであります。かかる大自然を背景として、その間に暮す生活がどんなものであるかは、十分に想像のつくところであります。強いもの、鋭いもの、大きなもの、確かなもの、そういう性質がなくば、よくこの大自然に応じてゆくことができないでありましょう。
だからその生活の一番直接な表現である民藝品が、如何にその性質において朝鮮や日本のものと異るかは当然のことであります。それはどこまでも地上に確乎たる存在を占める安定な形や、幅や、重さや、強さを現わしているのであります。