일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くうちゅうせいふく

空中征服

賀川 豊彦

賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면

아오조라 문고

彼は醒ることを要求したのだ。人間の生活があまりに、一律で、少しも覚醒しないものだから、さらに目醒めたいために、自然を選んだのだ。

ただ、有難いことは、変化である。自然にはとても人間の世間に見られない変化が多い。すべてが運命に依存しているかのごとく見えて、それでなかなか変化が多い。彼は静かに小川の底の泥の中に身体を埋めて――鰌のするように、変化の多い周囲の情況を眺めていた。

水は透明だし、浮草は美しいし、太陽の光線が眩いばかり、水面に照りつけると、虹のような小波が立つ。菱の実が美しく葉の下に隠れめだかがその周囲に群がっている。蟹は穴の脇で頻って土を食べている。田螺は泥の中深く埋って、犬儒派の哲学者のようにすましている。藻草も、岸辺の葦も沈黙のまま美しい線を空間に画いて立っている。

蜻蛉の幼虫は沈んだり登ったり、芽の根本で呑気な体操の真似事をやっている。ひとり忙しいのは源五郎虫で、同一圏内を三十三遍8形に回って、それからちょっと先に進むおかしな運動をしている。

大阪の煙の下で見るのと違って、見ていても愉快である。まだ七筋半の蜘蛛の糸が解けないので彼は「自然」