후리가나로 읽는 일본 고전
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くうちゅうせいふく
空中征服
賀川 豊彦
賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면
「なるほどなア、それでわかった。どうも東京の雨とくらべてみて、何だか黒ずんだ雨だと思っていた。まったく煤煙が雨に溶解して降ってくるのだな」
二人はまったく感心して、宿についた。しかし大阪の煤煙にびっくりしてしまったので、入浴するにも食事するにも酸素発生器を放さなかった。
翌日は、発明家大会の第一日であった。賀川市長は全国から集って来た発明家がさぞ元気な人たちばかりであろうと思うて、会場である中央公会堂に行った。しかるに、何ぞ計らん、開会の午前九時というのに参会者はタッタ二人であった。
しかもその二人の服装が実に異様なのに驚いてしまった。発明家大会の事務に当っている女事務員に聞いてみると、全国から約四百五十名の発明家が集って来ているが、すべてが頭痛がすると言うて宿に寝ていると報告した。「なぜか? 」と聞くと、それはまったく大阪の空気が悪いためで、肺における酸化作用が充分行われないものだからと答える。
なるほど、そうすると、東京の発明家は実に用意周到なものだと感心したのであった。
で、市長は丁寧に二人に挨拶して、ご意見を承わりたいと言うと、天狗先生得意になって、