후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
くうちゅうせいふく
空中征服
賀川 豊彦
賀川 豊彦의 空中征服(くうちゅうせいふく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,687자 · 215화면
蛇の目の熊はまた這起きて菊子に迫ったが、菊子は鎌足かけて打ち投げた。これを見ていた「熊」の身内のもの四、五人はバラバラと菊子に組ついた。菊子は最後の手を出して、その二人まで追っ払ったが、他の二人は菊子の腕に食いついた、血がタラタラ流れる。菊子の白の洋服が血に染む。
群衆はその様を見て、舞台の上に飛び上って行った。
警察を呼ぶものがある。菊子に味方をして蛇の目の熊と組合っているものがある。ついに菊子は大勢の労働者風の青年に守られて弁士室に入って行った。蛇の目の熊の一味はなお続けて舞台の上、大広間、公会堂の横手で聴衆の中に交っていた菊子の同情者と争いをつづけた。
いったん逃げ帰った警部が、またどこからともなく現れて来た。そして聴衆に解散を命じた。聴衆はゾロゾロ退散しながら、警察の態度に憤慨した。ある者は警察は資本家の犬だと罵った。そう罵ったものはみな検束せられた。
そして菊子もまた検束せられることになった。
これを見た聴衆はみな憤慨した。しかし、警察は認定権を持っておるから、
「坑論は後にせよ、グズグズ言うと検束するぞ」と一喝した。
「おそろしい警察もあったもんじゃなア。