후리가나로 읽는 일본 고전
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ていそうもんどう
貞操問答
菊池 寛
菊池 寛의 貞操問答(ていそうもんどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,240자 · 399화면
三人は、森を抜けて、陽のよく当る白い径を、旧道の方へ歩いた。
彼女の愛人の美沢は、早く父を亡くして母親育ちであるだけに、お洒落な細かい動作が、身体にしみついていて、いかにも美青年らしく見えたが、この青年はいかにも健康な、スポーツででも鍛えたらしい若人という感じがした。
話しぶりも、明るくて、気が置けなかった。
新子も、本来の明るいのびのびした気持に還っていた。
旧道に出て、洋服屋や、野菜店や、家具店などの小さな街を歩きながら子爵は、
「南條さんは、僕の名前ご存じないでしょう。木賀逸郎といいます。どうぞよろしく。」と自分で正式に紹介した。
「はア、私は南條新子と申します。どうぞよろしく。」と、新子がすっかり親愛の度を深めた微笑で、答えると、小太郎が傍から、
「逸郎兄さんは、愛嬌がいいんだってさ。」と、いったので、子爵は急に真赤になって、
「小太坊、生意気なこというな!」と云った。
「だって、ママがパパにそう云ったんだものオ……」と、小太郎はすましていた。
コートのスタンドは、ほとんど外人ばかりだった。
子爵は、知合いらしい亜米利加人夫婦と何か隔てなく、話し合っていた。