일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ていそうもんどう

貞操問答

菊池 寛

菊池 寛의 貞操問答(ていそうもんどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,240자 · 399화면

아오조라 문고

街も活気に充ちていたが、上野駅は一時に夏が押しかけて来たよう――嬉しげな靴の音や、はしゃいだ下駄の音、午前十時何分かの登山列車は、ほとんど空席のないほど、混雑していた。

新子は、採用が定って、前川家の人達よりも、一日遅れて、軽井沢へ来るよう命ぜられた。

「羨ましいわ。これから東京は暑くなるのに、新子姉さまだけが別天地にいられるわけね。いいわねえ。」と、美和子がいうと、圭子までが、

「私も新子ちゃんみたいに、夏休み中だけでも、家庭教師をやればよかった。」と、新子が何か面白ずくで家庭教師になって、涼しい旅行が出来、うまくやっているというような顔をしていた。

「身体を気をつけてね。奥さまや、お子様達の気に入るように……」

車の外に止まっている母は、初めて家庭から離れる娘の上を、ただわけもなく不安がっていた。

「お姉さん、私一ペンだけは、遊びに行ってもいいでしょう。」姉の荷物を網棚に置きながら、美和子がいうと、

「ダメよ。」と、にべもない返事に、美和子はしょげた。

車の外の母が、

「軽井沢は寒いだろうから風邪を引かないように……」と、窓から首をさし入れて、念を押した。