일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆきのじょうへんげ

雪之丞変化

三上 於菟吉

三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면

아오조라 문고

隠居は、雪之丞を、闇討ちに掛ようとしたほどの、心肝に徹する平馬の憎悪を知らないのだ。

「お言葉でござりますが、年来のなじみと申しましても、拙者と雪之丞とは、道がことなりますので、さまで親しゅうもいたしてはおりませなんだ」

「これさ、そう申すのが、その方のいつもの癖だ。さ、杯をつかわせ」

平馬は、よんどころなげに、杯を干す。芸者が、雪之丞に取りついで、

「あちらさまから――」

「辱のうござりまする」

うけて、清めて返したが、それで、ひとまず、一座の話頭は、別の方角へ反れてゆくのだった。

やっと、みんなの注目からのがれることが出来た雪之丞、座を立って、手洗場の方へゆこうとすると、あとから、呼びかけたものがあって、

「太夫」

ふりかえると、昔の松浦屋の手代、今は一ばん恨みの深い長崎屋三郎兵衛だ。

「御用でござりますか?」

胸をさすって、小腰をかがめると、狡そうな目つきに、妙な微笑を見せて、

「折り入って、話があるのだが――」

と、あたりを見まわすようにして、

「御隠居の御息女が、あちらで、酔をさましていらっしゃる。話相手に行って見てはくれまいか?」

一七

三郎兵衛から、息女浪路が、別間で休息しているゆえ、話相手にその部屋を訪れてはくれまいかと、突然、思いがけないことを聞かされた雪之丞。