일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆきのじょうへんげ

雪之丞変化

三上 於菟吉

三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면

아오조라 문고

谷中の怪庵

一

白紙に包んだものを、使いの男の前に置くと、彼はそのまま、つと、立って、わが部屋にはいってしまった。

男は、どうしようもなく、戻って行くのだった。

谷中の怪庵

一

上野の堂坊のいらかが、冬がすみのかなたに、灰黒く煙って、楼閣の丹朱が、黒ずんだ緑の間に、ひっそりと沈んで見える、谷中の林間だ。

このあたり一帯、人煙稀薄、枯すすきの原さえつづいているのだが、寛永寺末の、院、庵のたぐいが、所まだらに建っていて、おおかたの僧坊は、信心深そうな僧尼によって住みなされていた。が、中には、いつか、無住になり、荒れ果てて、雨風も漏り落ちそうに、屋根、軒も破れかたむいたのも多い。

そうした荒れ寺の一軒、老杉の、昼も暗く茂った下かげに、壁すら落ちて、その破れ目からすさまじい初冬の月も差し込みそうなのが、鉄心庵――

前住が建てて、四十年あまり、谷中で鉄心といえば、この世の者でないほどの脱俗ぶり。食べるは生ごめ、飲むは水の脱俗ぶり、といったような生活をつづけて名高かった尼僧が、ぽくりと枯木が朽ちるように仆れたあと、長く、廃庵になっていたのを、二、三年この方、いつとはなしに、図体も六尺近いかと思われる、いが栗あたまの坊主が、住みついてしまって、世間が何といおうと、今は、立派な庵主づらをしておさまっているのであった。