후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ゆきのじょうへんげ
雪之丞変化
三上 於菟吉
三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면
二五
「ほ、ほ、ほ――とうとう、狼が噛み合いをはじめましたね!」
その声は、もはや、怨霊じみたものではなかった。美しい、女のような、韻きの深い声であった。
「もうお二人が、お互に絞め合った、その手の力は、尽未来緩みませぬぞ! お二人はそのまま御一緒に、遠い、暗い旅にお立ちなさりませ! ほ、ほ、ほ、まあ、そのようにお目を剥きになって――油汗を流されて――お歯を噛み鳴らして、お苦しゅうござりますか――お二人とも――あれ、お息が、すっかり詰まって、咽喉笛から、血が流れ出して来ました。お二人の手は、血だらけでござりますよ――お苦しゅうござりますか? お互に、もっともっと、ぐいぐいお絞めつけになれば、つい、じきにお楽になりますよ。そう、そうもっともっと――もっともっと、きつくあそばせ――ぐいぐいと、お絞めあそばせ。ほ、ほ、ほ――お二人とも、お目が、飛び出しておしまいになりましたね。あれ、お口から血が――もっともっと、指にお力をお入れなさいと申しますに――ほ、ほ、ほ――お二人とも、案外お弱いのねえ――ほ、ほ、ほ――とうとう、身うごきもなさいませんのね――お鼻やお口から、血あぶくが、吹き出すだけで――」