일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆきのじょうへんげ

雪之丞変化

三上 於菟吉

三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면

아오조라 문고

一七

その刹那、かあーと、全身の血が逆流するのを覚えるのだった。

――さては、ひとを河原者、色子あがり同然とあなどって、婦女子の、弄びもの、つれづれの伽として、淫らなことを、させようとしむけるのだな。しかも、相手は恨み重なる土部三斎の娘――

と、顔色さえ変えて、すぐに、はげしい言葉を酬いようとしたのであったが、

――いや、いや、ここが堪忍のしどころ、胸の、さすりどころじゃ。今夜は、どのような仕儀に臨んでも、怺えに怺え、ただ敵方の懐に喰い入り、のちのちの準備に備えようというのが、覚悟なのだ――

と、自分を叱ったものの、しかし、三郎兵衛の求めには、どうしても、応じられない気がした。

彼は、顔に、慇懃な笑みを作って、

「それは、有がたいお言葉ではござりますが、わたくしは、女形、たださえ世上の口がうるそうござります。御女性がたばかりの御席へは、かねがねから、お招きをお断わりして居りますので、何分ともに、御前態よろしゅうお詫びを申し上げておいて下さりませ」

三郎兵衛は、うなずいて、

「なる程、そなたの申し分には、道理がある。そこまで、身を慎んでこそ、日本一の芸人と、名を謳われることも出来よう」