일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆきのじょうへんげ

雪之丞変化

三上 於菟吉

三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면

아오조라 문고

「何でも、お城のお嬢さまが、おからだがいけないとかで、当分お屋敷の方へお戻りになるというのだ」

「えッ、何だって! 浪路さまが、お戻りになるッて――」

長崎屋の顔に、ありありと驚愕のいろが漲った。

その浪路が、大奥にいればこそ、その手一すじをたよりに、城内に深刻な発展を試みようと努力しているのではないか――その手つきを失ったら――

「まさか、ずっとお城をおさがりになるわけではあるまいな!」

「それはそうであろうとも――」

と、広海屋はうなずいて、

「わたしも、実は、それが懸念で、さぐりを入れて見ると、こないだの芝居見物以来、何とないブラブラ病い、それで、御本人が、のびのびと、おうちで保養をしたら、すぐによくなろうと、いい出されたとかでな。だから、大したこともなく、すぐに快うなられて、大奥にお帰りになるに相違あるまい――また、上つ方でも、浪路さまを、お手ばなしになるはずはなしさ」

「なある――読めた!」

と、長崎屋、ずるい笑いに、目顔をゆがめるようにして、手を打った。

「浪路さまの、御病気の原因は、結局、この座敷にいるのじゃよ」

「うむ。わたしもな――」

と、広海屋が、これも意味ありげな微笑を雪之丞の方へ送るようにして、