후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきのじょうへんげ
雪之丞変化
三上 於菟吉
三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면
脇田一松斎の奉ずる、独創天心流は、文字通り、一松斎自身の創意から編み出されたもので、彼の説によれば、剣の道は、一生一代――真の悟入は、次々へ譲り渡すことは出来ぬものだといわれているのだった。
一松斎その人が、既に、その極意を、何人から得たわけではなかった。彼にも、そこまで剣を練るには、いうにいわれぬ、悲苦艱難があったのだ。彼の父親は、大坂城代部下の、一勘定役人であったが、お城修理の砌、作事奉行配下の、腕自慢の侍と口論し、筋が立っていたので、その場は言い分を通したが、程経て、闇打ちに会ってしまった。
文武は車の両輪というが、なかなか一身に両能を兼ねられるものではない。代々算筆で立っていた、脇田家に生れた一子藤之介、――いま現在の一松斎も、父を打たれた当座は、刀を揮るさえ、腕に重かったのだ。
だが、それからの幾年月を、天下諸国を流浪して、各流各派の剣士の門を敲き、心肝を砕いて練磨を遂げているうちに、いつとはなしに、自得したのが、所謂、独創天心流なる、一種、独特な剣技だったのだ。
「教えられるだけのものは、既に教えてある気がするが、たった一つ、深く心に、噛みしめて貰いたいことがある。