일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆきのじょうへんげ

雪之丞変化

三上 於菟吉

三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면

아오조라 문고

「そこまでその方が申すなら、見せても遣わそう。したが、この独創天心の流儀は、そのように焦心、狂躁いたすようでは、なかなか悟入することは覚束かないぞ――」

そして手にしている巻物を、

「雪之丞、まずその方より、――」

と、若女形の方へ差しだした。

雪之丞にすれば、何も、兄弟子平馬に先んじて、秘伝伝授を受ける心はないが、折角の折柄を妨げられて、不安を感じていたのを、師匠が、片手落ちなく両方へ、披見を許すといってくれたので、やっとほっとして、白い手を恭しく差し伸べたのだった。

すると、その刹那――間髪を入れず、ぱっと躍り上った門倉平馬、師匠から雪之丞へと、渡されようとする巻物を、傍からひっ掴むと、飛鳥のような素早さで道場外へと、飛び出した。

はっと驚愕した雪之丞、

「狼藉!」

と、叫んで、これも飛び上って跡を追おうとする。

一松斎は、呼び止めた。

「追うな。心を静めて坐れ」

「と、仰せられても――」

と、雪之丞が、踏み止まりながらも、心は、無礼暴虐な平馬の姿を追って、うわの空――

一松斎は、寧ろ悲し気に微笑していた。

「天から授からぬものを、強いて暴力で奪おうとしたところで、何も得られはせぬ。