일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきのじょうへんげ

雪之丞変化

三上 於菟吉

三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면

아오조라 문고

なぜなら、拙者はじめ、あらゆる手を伸ばして雪之丞の、挙動を探って見たが、いかにも、彼めの申す通り、隠れ忍んで、御息女に逢うている容子もない。実証がつかめぬ――御隠居は何しろ、日頃から、雪之丞御贔屓――あの者は、どこまでも芸道専一のもの――いかにも、浪路のたわけた言葉を、突きはなしたに相違あるまい。浪路にすれば、雪之丞に想いを寄せる位であれば、日頃より大奥のくらしが、呪わしゅうなっておったのでもあろう――まず、手をつくして、隠れ家を探す外はない――と、こう申されるだけだ。たった一個所、以前の乳母が怪しいで、これも嚇しもし、すかしもしたが、どこまでも存ぜぬ知らぬで、その口ぶりにも怪しいふしもなく、今は、全然、捜索の方途も失っている始末――」

「土部さまと申せば、老中さまより、御権威があるようにまで、いわれているお方、そうしたお方にも、御心配というものはあるものでございましょうかね――」

と、お初は、いって、しかし、信ぜられぬというように首を振って、

「でも、雪之丞が、お行方を知らないなぞというのは、あたくしには、のみこめませんけれど――」

一七

「変ですことねえ――雪之丞が、浪路さまとかのお行方を、すこしも知らない? あたくしには、どうものみこめない――」